大腸内視鏡を専門にやる人間にとって、「挿入」+「診断(pit・NBI等))+「治療(ポリペク・ESD等)」のバランスが大切なのは言うまでもありません。
「挿入」にだけ的を絞って考えてみます。
自称「上手い」コロノピスト(大腸内視鏡医)はたくさんいます。
普通に「上手い」コロノピスト(大腸内視鏡医)もそれなりにいます。
本当に「上手い」コロノピスト(大腸内視鏡医)とは何なのでしょう?
「上手い」とは、常に理想を目指す過程なのであって、到着点ではない気がします。
「上手い」と考えた瞬間に、凡庸なコロノピストへの転落がすでにはじまってしまう気がします。
私は自分をトップエンドに入るレベルのコロノピスト(大腸内視鏡医)であるとは思いますが、「上手い」と自称できるときがくることはないと思っています。