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今日は,キャップなし,鎮痛剤なし,鎮痙剤ありの施設で9件+αの大腸内視鏡を請け負いました.

盲腸までの挿入時間は,2分50秒,9分45秒,2分45秒,—,9分21秒,2分53秒,8分,7分13秒,1分30秒でした.


キャップがないので,無送気軸保持短縮法というわけにはいきませんが,なるべく送気を少なく(最小限に),を意識してやっています.

S状結腸術後の人は,さすがに,やりやすいですね(1分30秒).
ごく少量送気の方が,無送気よりは早く入ることは確かと思います.

(今の自分のレベルでは,の話です.)

しかし,開腹胆摘後,子宮全摘後などはやはり癒着でてこずることがあります.

そんなときに,送気をおこなっていると,知らず知らずのうちにたくさん送気してしまっていて,余計にむずかしくなったり,患者さんがおなかの張りを訴えるようになったりと,悪循環に落ち込みます.

こういうときは,はじめから,完全無送気の方が,結局は,自分もやりにくくならず,患者さんもそこまで苦しくならず,なのではないかなと感じました.

今まで3年間,水曜日は大腸内視鏡をたくさん請け負っていましたが,しばらくはお休みです.

5月から,新たな施設,新たな環境で,また大腸内視鏡を勉強したいと思います.

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