今日は、キャップあり、鎮静剤・鎮痛剤(sedation)ありの病院で大腸内視鏡でした。
4例ありましたが、1例は虚血性腸炎の炎症強いためS状結腸までの挿入としたため時間はカウント外です。(炎症のあるときに行うと非常に痛いのです。)
盲腸までの挿入時間は、3分10秒、3分25秒、4分12秒でした。
1/19追記:アンケートは1人のみ回収され、その方は100点を頂きました。
(アンケートをはじめたばかりでうまくシステムがまわっていないようです。)
明日は、キャップなし、鎮静剤・鎮痛剤(sedation)なしの施設です。
そういう環境でも、常に痛くない4分台で挿入できることを目指したいです。
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①先生は,いくつかの施設を掛け持たれてるんですか?
②キャップは使った事ありませんが,
メリットとデメリットを教えて頂けないでしょうか?
既出の質問でしたらすみません。
ご質問ありがとうございます。
①大腸内視鏡は4つの施設でやっています。
それぞれの御流儀があり、勉強になります。
②メリットは、粘膜を吸い込みにくいため、少ない空気量(ほとんど空気入れずに)挿入可能です。また、EMR等の処置の時に、キャップのエッジに長管のヒダや腫瘍そのものを引っ掛けたりと、何かと便利です。
デメリットは、「視野が狭くなる」「そんなもんないとできないのか」などどいう人がいまだいることです。
実際のところ、視野はほとんど狭くなりません。また、キャップを使うのは自分のためではなく、患者さんのためなのですから、そもそも発想の違いですね。
大腸内視鏡をやっていると、自分で盲腸まで挿入することにこだわる人が多々いますが、大切なのは、「その患者さんが盲腸までの観察を受ける」ことです。
患者さんの苦痛なく、という点ではキャップはつけたほうがいいと考えています。
すごいですね。僕がポリクリの時は大腸内視鏡でそんな早い先生はいませんでした笑。僕は眼科医なので手術時間に目標をおいています。白内障なら10分を切ること、硝子体手術なら1時間を切ること。かといって急ぎすぎると失敗するので安全重視でやってます。時間設定は患者さんの苦痛の時間を減らすことにつながらないといけないと思っています。患者さんのためにすることなら他人の意見を気にせずに頑張りましょう!!
コメントありがとうございます。
外科手術も眼科手術も大腸内視鏡も時間は早いにこしたことないと思います。
ヘタで早いわけないですから。
でも、早いからといって、上手いわけではないですよね。
大切なのは安全重視、慎重に慎重に、患者さんの満足度ということなのでしょうね。
常に自分を戒めるようにしています。