今日は,自宅よりはるばる100kmの道のりを経て,茨城県の某病院で最後の勤務です.
今日は2件の大腸内視鏡を請け負いました.施行条件は,キャップあり,鎮痛剤なし,鎮痙剤あり1人・なし1人です.
盲腸までの挿入時間は,4分5秒,5分5秒でした.
鎮痛剤していないので患者さんはしっかり起きていますが,いろいろおしゃべりながら,S状結腸を越え,横行結腸を越え,と挿入していきました.
こんな感じでやるのに慣れているので,新しい施設で(比較的)無言でやっていくのに慣れるには少し時間がかかりそうです.
しかし,いろいろな施設,いろいろなシステム,いろいろな「流儀」があると思いますので,うまく自分で吸収していけたらなと思います.
この田舎病院には,非常勤として勤務して3年になりました.
最終日の今日は,非常勤の医者にもかかわらず,たくさんの患者さんがきれくれて,(おかげで忙しかったですが,)
「先生がいなくなるとさびしいよ」
といってくれて,
たとえ,サービスだとしても,
とてもうれしかったです.
僕の方こそたくさん勉強させていただきました,ありがとうございます.
中には泣いてくれる人もいて,ホント,僕の方こそ,
ありがたくて,そして,申し訳なくて,
感謝の気持ちでいっぱいです.
常に皆様のご期待にこたえられたかはわかりません.
しかし,この気持ちをもって,次のステップ,さらなる修練にむかいたいと思います.
(自分が初期研修の3年間を過ごした病院をやめるときのことを思い出しましたが,その時も同じようなことを感じました.)
その後,職員の方々にも花束を頂きまして,さらに恐縮です.
バイト先でそんなに手厚くされたことってなかったです,今まで.
やめない方がよかったのか・・・!?
いやいや,そのように惜しまれるうちにやめることこそよかったのか!?
真実はわかりません.
しかし,世間はせまいですので,また何かご縁があれば,ぜひみなさん一緒に働きましょう.
よろしくお願い申し上げます.
自分のかかわった病院のM&Aを通じて感じたこと,
その前に,念のため,
僕と,M&Aをした法人のnonDrの方々との仲は悪いわけではありません.
むしろ,いろいろ貴重なお話を聞かせていただきまして,自分の視野が広がり,感謝している次第です.
今後もkeep in touchでと思っているのは,僕だけかもしれませんが,
非常にいい経験をさせていただきました.
やめるのは,あくまでも,今後の自分のことを考えた上でのことです.
自分のかかわった病院のM&Aを通じて感じたこと,
医療分野にも時代の波がきているのでしょう.
医療分野に参加してきている,いわゆる「企業」の方々にはひとこと,
「医師は質」.
医師個人としては,その波に上手く乗れるよう,
つまり,時代の求める医師であれるよう,精進していきたいと思います.
3年間お疲れ様でした,ということで恒例の
応援クリックお待ちしています!
(最近忙しくコメントのお返事たまってしまっています.週末にさせていただこうと思いますのでよろしくお願いします.)
3年間、お疲れ様でした。^^
患者さん達の気持ちわかる気がします。
これだけ患者さんを想い、検査されてる先生は少ないのではないでしょうか?
想う気持ちがあっても、忙しくて伝え方が雑だったり、機械的になったりと。。
この非常勤という立場が、より一層よかったのかワカリマセンが、患者さんとの信頼関係が、ひしひしと伝わってきます。
こういう喜びがあるから、やっぱり常に上を目指したい。
ぁー、とっても働きたくなってきました。
まりんさん,コメントありがとうございます.
これからも応援よろしくお願いします.
お疲れ様でした。
本当に「医師は質」だと思いますね。
こっちが一生懸命無駄を省いてたくさんの仕事をこなしてるのに、半分くらいしか仕事をしていない医者歴が長いだけの医師が俺以上に給料をもらっていますからね。
一部でも良いから能力給にすれば、きっと医師の質も上がると思うんですけどね。