今日は,キャップあり,鎮痛剤なし,鎮痙剤1件なし・1件ありの施設で大腸内視鏡を請け負いました.
盲腸までの挿入時間は,5分と4分39秒.
あいかわらず,無送気軸保持短縮法をマスターすべくがんばっています.
今日の大腸内視鏡は,時間的には決して早くはありませんでしたが,鎮痛剤のない患者さんにもかかわらず,とくに大きな問題なく,腸を伸ばすことなく,サクサク腸管内をすすみ,納得のいく挿入ができました.
僕の思う無送気方の優れた点は,
送気がない分,腸管が長軸方向にのびない,ことにあるのかなと感じます.
空気を入れると(送気すると)腸管は膨らみます.
画面的には内腔が「ぱーっ」とひらける感じです.
これは主に腸管が,腸管の長軸と垂直方向に広がっています・のびています.
(腸管の断面が大きくなるイメージ)
しかし,同時に,アコーディオンみたいに,腸管は長軸方向にものびてしまっているんですね,実際は.
阪神タイガースの応援の時の風船を膨らますイメージです.
そして,カーブが急になってしまって入りにくくなる.
そして,ドツボ・・・
無送気だと,これがないぶん,S状結腸がはやいのかな~と感じます.
無送気軸保持短縮法,もっともっとがんばりたいと思います.
ひきつづき、応援よろしくお願いします。