実際に内視鏡につく、看護師の方から問い合わせを頂きました。
皆様にもぜひ読んで頂きたく、upさせて頂きます。
Q。
看護師で消化器内科で勤務しています。
CFの介助につくようになったのですが、ほとんど未経験でポリペクの介助はまだやった事がありません。
介助するにあたって、一番気をつけなければいけない事を教えて頂きたいのですが・・・
練習はしているのですが、実際に腸内で行う時とは違うと思うので。
またどういう介助がドクターにとってやりやすいのでしょうか?
A.
お問い合わせありがとうございます。
ポリペクの介助も、採血やルート確保と同じです。
やってないうちは難しそうだけど、
まずは、やってみて、そのうち体が覚えてくれますので、ご安心下さい。
僕的には、Nsさんに一番気をつけていただきたいことは、
CF介助に限らずですが、
「患者さんが苦痛なく、楽に、満足のいく医療を受ける」
ためには、
「医師が、気持ちよく、診察や検査できる」
ことが必要で、
そのためには、
「医師が、気持ちよく、診察や検査できる空間・環境」
を整えられるように、
周りでサポート(気配り)していただけると助かると思います。
医者というのはどうしようもない生き物で、
わがままで、手がかかり、気難しくて、
こんなDrに、気持ちよく診療できるように介助するの!?と思われるコメディカル方の気持ちも分かりますが、
医療の主役は患者さんであり、
その患者さんの、満足と納得のいく医療のためにこそ、
皆様プロフェッショナルの方々のhelpが必要なのです。
CFにかぎらず、手術介助などもそうですが、
そのDrの癖、性質を学び、それぞれのDrにあわせてやっていただけると嬉しいです。
いかがでしょうか?
お久しぶりです
僭越ながら補足させていただきます
CFでは圧迫が重要な点が3点あります
S-Top
SDJ
HF
です。圧迫が上手いとそれだけで内視鏡が相対的に進みます(腸管が寄ってくる)
下手だと全く画面が動きません
当院の看護士は画面を見ながらベストの圧迫点を見つけてくれます
今まで何人か指導しましたが、マスターできるのは5人に一人くらいです
私は、この点を看護士の待遇・賞与などの評価の時に最も重視します。