肛門—右手ラインと検査台の角度について ですが、これに関しては、 あまり重要なポイントではないですね。 『スコープ先端部への力の伝わり具合』を 常に意識してスコープにテンションを かけているということなのです。 結果的に、体外から見たときに 検査台と角度がついているだけのこと。 肛門を支点にして吊り上げているのでは ありませんよ。吊り上げたら肛門が痛い。 トータルタイムにばらつきが多いのは 『自分の形(パターン)』で挿入できて いないのでは?腸管の走行に 『単純に従って』、感覚だけに頼って しまっているのではないでしょうか。 モニター画面上で挿入を組み立てていく という意識を持つことが大切です。 モニター画面上で『右展開の画面』を 意図的に出せないとダメですね。 (送信ミスで再送信です)
中嶋先生、ご来訪andコメントどうもありがとうございます。(いつも先生のブログで勉強させて頂いております。) 確かに、「結果」としてこのような型になっているのが、初心者よりもベテランDrに多いのかもしれませんね。 肛門・・・吊り上げているとの認識は僕はありませんでした。と、いっても、初めて「角度」をつけている人を見たときは、「肛門痛そう」と思ったのは事実ですが・・・ 実際、肛門疾患(ope)をしていると、肛門はそんなんではへこたれない、もっとソフトでフレキシブルなものと思っています。 鋭いアドバイスありがとうございます。 「はまる型」はできているのですが、確かにご指摘のとおりです。 「モニター上での組み立て」を意識してやっていきたいと思っています。 今後ともよろしくお願いいたします。
とうとう,関西きっての論客,中嶋清司先生の登場ですね.結構結構.これで,少しはプロにも楽しめるブログになりそうです.
塾長、御無沙汰しております。 生意気な発言、失礼いたしました。 僕の基本的な考えでは 検査中はできるだけシンプルに考えた方が よいと思うのです。いろいろと考え過ぎる から、逆に手が動かなくなる!! 必要以上に考え過ぎてしまうと、 ヤンキースの松井のように、実力がある のに、長いスランプに陥ってしまう。 もしくは大きなスランプを繰り返す。 コロノ助先生は松井タイプかと 勝手な想像をしました。松井ではなくて、 環境に応じて臨機応変に対応ができる マリナーズの城島健司になるべきだと。 送気量(キャップ)とかnon-Loopとかに 必要以上に神経質にならずに、もっと 『素直で確実なスコープ操作』を!! スコープ操作が上達すれば 自然と(無意識に)送気量は減るし、 大きなLoopもつくらなくなる。 (つまり無痛で早い検査になる) 考え方の順序が逆だと思うのです。 また生意気な発言をしてしまいました。
中島先生,本当にご無沙汰です.先生のブログは,どこに行っても大評判です.知らない先生には,すぐに見るように忠告しています. ところで,TCSの理論と実践の境ですが,これはなかなか難しいものがあると思います.昔は実践教育とともに挿入理論を細かく言っていましたが,最近はまず実践教育が先になってしまっています.若い先生方はとりあえず挿入が上手くなりたいみたいで,挿入理論を長々と説明しても乗ってきません.これは本当は困りものです.先生がいた頃はこうじゃなかった.時代が違うんですかね.・・・続く
続き なお,スランプについて言うと,自分も今まで数え切れないほどスランプに陥ってきましたが,そこから脱却する早道は「基本に忠実な挿入法に戻す」です.でも,実践だけでやってきた先生は「基本」が理論的に理解できていないため,スランプからの脱却に時間がかかる傾向があります.それに対し,挿入理論が分かっている先生は,今の悪いところを早く理解することが出来るため,スランプからの脱却が早くなるし,うまくなるとスランプに陥る前に修正できるようにもなるのです.・・・続く
ですから,挿入中は確かにシンプルに考えた方がよいと思います(挿入時間は数分しかありませんから)が,検査が終了したら,自分なりに今行った挿入法について理論的に検討するように癖を付けることが重要です.そして,1例1例を大切に挿入していくことが,上達の早道ではないでしょうか. 追伸 中島先生のブログ内で解説されている挿入理論はとても良いセンスがあると思います.これからは,ブログだけに留まらず,是非オープンな勉強会を主催されるべきと考えますが如何でしょうか.関西ではTCSの修練に飢えている先生が沢山おられますから,きっと重宝されますよ.
塾長、覚えていますか? ランドマークで初めて塾長に 僕の挿入法を見ていただいたときに 『これはヤバイ!下手過ぎる』という コメントを塾長よりいただきました。 それが、今ではこんな能書きブログを やっているのですから・・恥ずかしい 横浜研修時代を思い出すと・・・・・ 挿入の形が悪いと、1分でスコープを 取り上げられるのが恐怖でした。 それが嫌で、佐藤真司先生と横浜駅西口 にある居酒屋で深夜まで理論を議論し 合ったことを懐かしく思い出します。 やはり理論あっての実践だと思います。 その証拠に、塾長の指導でほとんどの先生 がプロ級の腕前になっていますから! 挿入法の勉強会でのビデオトレーニングは 塾長が編み出したものですが、あれは 素晴らしく効果的でした。より具体化して 広めて欲しいものです。
懐かしいお話有り難うございました.でも,固有名詞を出すのはちょっと問題ありかな. なお,最近の研修の先生方のTCSを見ていて思うことは,とても飲み込みが早いと言うことです.中嶋先生がいた頃とはちょっと違う印象です.原因ははっきりしませんが,TCSの普及に一役買っていることだけは確かのようです.
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肛門—右手ラインと検査台の角度について
ですが、これに関しては、
あまり重要なポイントではないですね。
『スコープ先端部への力の伝わり具合』を
常に意識してスコープにテンションを
かけているということなのです。
結果的に、体外から見たときに
検査台と角度がついているだけのこと。
肛門を支点にして吊り上げているのでは
ありませんよ。吊り上げたら肛門が痛い。
トータルタイムにばらつきが多いのは
『自分の形(パターン)』で挿入できて
いないのでは?腸管の走行に
『単純に従って』、感覚だけに頼って
しまっているのではないでしょうか。
モニター画面上で挿入を組み立てていく
という意識を持つことが大切です。
モニター画面上で『右展開の画面』を
意図的に出せないとダメですね。
(送信ミスで再送信です)
中嶋先生、ご来訪andコメントどうもありがとうございます。(いつも先生のブログで勉強させて頂いております。)
確かに、「結果」としてこのような型になっているのが、初心者よりもベテランDrに多いのかもしれませんね。
肛門・・・吊り上げているとの認識は僕はありませんでした。と、いっても、初めて「角度」をつけている人を見たときは、「肛門痛そう」と思ったのは事実ですが・・・
実際、肛門疾患(ope)をしていると、肛門はそんなんではへこたれない、もっとソフトでフレキシブルなものと思っています。
鋭いアドバイスありがとうございます。
「はまる型」はできているのですが、確かにご指摘のとおりです。
「モニター上での組み立て」を意識してやっていきたいと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。
とうとう,関西きっての論客,中嶋清司先生の登場ですね.結構結構.これで,少しはプロにも楽しめるブログになりそうです.
塾長、御無沙汰しております。
生意気な発言、失礼いたしました。
僕の基本的な考えでは
検査中はできるだけシンプルに考えた方が
よいと思うのです。いろいろと考え過ぎる
から、逆に手が動かなくなる!!
必要以上に考え過ぎてしまうと、
ヤンキースの松井のように、実力がある
のに、長いスランプに陥ってしまう。
もしくは大きなスランプを繰り返す。
コロノ助先生は松井タイプかと
勝手な想像をしました。松井ではなくて、
環境に応じて臨機応変に対応ができる
マリナーズの城島健司になるべきだと。
送気量(キャップ)とかnon-Loopとかに
必要以上に神経質にならずに、もっと
『素直で確実なスコープ操作』を!!
スコープ操作が上達すれば
自然と(無意識に)送気量は減るし、
大きなLoopもつくらなくなる。
(つまり無痛で早い検査になる)
考え方の順序が逆だと思うのです。
また生意気な発言をしてしまいました。
中島先生,本当にご無沙汰です.先生のブログは,どこに行っても大評判です.知らない先生には,すぐに見るように忠告しています.
ところで,TCSの理論と実践の境ですが,これはなかなか難しいものがあると思います.昔は実践教育とともに挿入理論を細かく言っていましたが,最近はまず実践教育が先になってしまっています.若い先生方はとりあえず挿入が上手くなりたいみたいで,挿入理論を長々と説明しても乗ってきません.これは本当は困りものです.先生がいた頃はこうじゃなかった.時代が違うんですかね.・・・続く
続き
なお,スランプについて言うと,自分も今まで数え切れないほどスランプに陥ってきましたが,そこから脱却する早道は「基本に忠実な挿入法に戻す」です.でも,実践だけでやってきた先生は「基本」が理論的に理解できていないため,スランプからの脱却に時間がかかる傾向があります.それに対し,挿入理論が分かっている先生は,今の悪いところを早く理解することが出来るため,スランプからの脱却が早くなるし,うまくなるとスランプに陥る前に修正できるようにもなるのです.・・・続く
ですから,挿入中は確かにシンプルに考えた方がよいと思います(挿入時間は数分しかありませんから)が,検査が終了したら,自分なりに今行った挿入法について理論的に検討するように癖を付けることが重要です.そして,1例1例を大切に挿入していくことが,上達の早道ではないでしょうか.
追伸 中島先生のブログ内で解説されている挿入理論はとても良いセンスがあると思います.これからは,ブログだけに留まらず,是非オープンな勉強会を主催されるべきと考えますが如何でしょうか.関西ではTCSの修練に飢えている先生が沢山おられますから,きっと重宝されますよ.
塾長、覚えていますか?
ランドマークで初めて塾長に
僕の挿入法を見ていただいたときに
『これはヤバイ!下手過ぎる』という
コメントを塾長よりいただきました。
それが、今ではこんな能書きブログを
やっているのですから・・恥ずかしい
横浜研修時代を思い出すと・・・・・
挿入の形が悪いと、1分でスコープを
取り上げられるのが恐怖でした。
それが嫌で、佐藤真司先生と横浜駅西口
にある居酒屋で深夜まで理論を議論し
合ったことを懐かしく思い出します。
やはり理論あっての実践だと思います。
その証拠に、塾長の指導でほとんどの先生
がプロ級の腕前になっていますから!
挿入法の勉強会でのビデオトレーニングは
塾長が編み出したものですが、あれは
素晴らしく効果的でした。より具体化して
広めて欲しいものです。
懐かしいお話有り難うございました.でも,固有名詞を出すのはちょっと問題ありかな.
なお,最近の研修の先生方のTCSを見ていて思うことは,とても飲み込みが早いと言うことです.中嶋先生がいた頃とはちょっと違う印象です.原因ははっきりしませんが,TCSの普及に一役買っていることだけは確かのようです.