腸管をのばしてしまったとき、無理して押してtotalできても、自己満足な1例にしかなりません。
Totalしたことに満足してしまっていては上達の道は険しいです。患者さんも痛がっています。
「その一例」でとまってしまいます。
上級者にかわってもらい、
どのようにそこから組み立て直して攻めていくか学ぶほうが、その後のあなたの挿入に役立つ場合も多いのではないでしょうか。
「あのときの一例」として、あなたの肥やしになるはずです。
もちろんある時期には、自分で最後まで完遂することも大切です。
そのときも、がまん・忍耐を肝に銘じ、自分のイメージする形を目指しましょう。
それもまた、「その一例」ではなく「あの一例」として、あなたの肥やしになるはずです。