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◆がんを嗅ぎわける犬
がんを見つけるのは、ハイテク機器ばかりではありません。がんを嗅ぎわけるがん探知犬がいるとのこと。腎臓がんを吐く息で嗅ぎわける実験では百発百中。大腸がんでも驚くほどの正解率。
自分の仕事がなくならないか不安になります・・・

◆1mmでも分かる仮想内視鏡
国立がん研究センターでは、痛くも辛くもない大腸がんの検査があるそうです。
それが、特殊なCTによる仮想内視鏡での検査です。大腸がんがほぼ100%見つかるとのことですが・・・
個人的には、「そりゃないでしょ」と思います。(嫉妬ではありません)
便がうまく出きらなかった場合など、どうしょうもないこともありますので。
普通の内視鏡なら前方にあるポリープやがんなら見つけることができますが、ひだの裏にあるものは見つけにくいそうですが、この仮想内視鏡なら体のあらゆる方向から撮影しているので裏側も見つけることができるといっていますが・・・
キャップ使って注意深くやれば、内視鏡検査でも十分出来ます。
通常の内視鏡のメリットは、早期発見したらその場で切除ができること。
仮想内視鏡の場合、異常がみつかれば通常の内視鏡で再検査が必要になるとのこと。
このCT、X線をあてて受け取る側を増やしたもので放射線の量もほとんど増えてないとのこと。
費用は国立がんセンター 3万円。全国で10カ所ほどで受診が可能。
自由診療ですね。

◆遺伝子検査による最新肺がん発見法
肺がんを見つける方法として、これまでは、X線検査と合わせて喀痰細胞診という検査があるそうです。この検査、痰に含まれるがん細胞を顕微鏡で人の目で探す大変手間のかかる検査なんだそうです。この検査の弱点は、痰の一部を取りだすので、運が悪いとがん細胞がのってくれない可能性があるとのこと。
自治医科大学 間野博行教授によって早期発見法が実現したそうです。きわめて高感度にそしてきわめて正確に肺がんをみつけることができるといいます。
痰の細胞を薬剤で溶かし、遺伝子の検査で発見するそうです。ただすべての肺がんがわかるわけではなく50歳以下の肺がんの3人に1人は見つかるとのこと。

◆遺伝カウンセリング
がんになりやすい体質はリンチ症候群と呼ぶそうです。
自分がそういうタイプかどうか知るには遺伝カウンセリングを受ける方法があるとのこと。
家族状況、自分のがん履歴など総合的にみてまずは遺伝子の検査をしたほうかいいかどうか判断し、がんになりやすい体質ということが判れば、計画的ながんの検診を行うそうです。
日本人の男性で生涯でがんになる確率54%
日本人の女性で生涯でがんになる確率41%
なのに、がん検診を受ける人は全体の2割とのこと。
まずはがん検診をうけることが早期発見にもつながるということですね。
生涯でがんになる確率をみると、やはり検診にいったほうがいいようですね。