このブログでは、大腸内視鏡の盲腸までの到達時間を公表してきました.
決して,「早い」がすごいとは言いません.しかし,ある程度の客観的指標にはなります.
はじめの頃は,「挿入時間」ばかりに気がとられ,「早い」をめざしてしまってましたが,
数々の先輩に教えを頂き,
(技術的にもメンタルにも)
現在は,あせらず,ていねい,確実に,おごることなく,日々精進,を意識してやっています.
大切なのは,「無痛で快適,安全で正確,かつ早い」「安全安心思いやりの大腸内視鏡」と考えています.
正直なところ、10分以内の挿入であれば、挿入時間にあまり意味はないと感じます。
それよりも、
「患者さんの不快度・痛み」、そして、「検査の満足度」「また次回受けたいか?」
こっちのほうが大切と思います。
僕の知っているDrでもこれくらいの(挿入時間の)人はたくさんいますので、この程度の挿入時間は自慢にもならないことも知っています。
しかし、世の中の人が大腸内視鏡をよりよく知るためには、ひとつのいい指標と思います。
このブログ以外に、挿入時間を公開しているところなんて見たことありません。
だからこそ、公開しているような部分もあります。
また、メールで頂くご相談にはできる限り答えさせて頂いております。
自己満足ですが、社会のお役にたてているのかもしれません・・・
(いい病院教えて!にはお答えしていませんのであしからず・・・)
何卒ご理解をお願いします。
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挿入時間が遅い事が自慢のケン三郎です。
あまりに遅いと確かに公表できないですね
え。
今日の挿入時間
15分、32分、48分、8分
患者さんはみなヒーヒー言って苦しんでました。
かけねえっす。
ケン三郎先生コメントありがとうございます。
ケン三郎先生でしたら、先生の人柄できっとリピーター多数でしょう。
僕が最初にCFを習った施設の御師匠様は、時と場合によっては1時間挿入方でした。
しかし、sedation(鎮痛剤)なんか一切使わず、得意のトーク、ネタ連発し、患者さんをリラックスさせていましたね。
1時間かかっても、「ありがとうございました!」って患者さんが帰っていっていたことが、ある意味すごいことだと僕が知ったのは、数年後でした。