ブログ更新をサボってしまっていました・・・
7/8(土)はキャップあり、鎮痛剤あり、鎮痙剤ありの施設で1件の大腸内視鏡を請け負いました。
挿入時間は5分。
さすがに1件はちょっとものたりない感があります。
今日はキャップあり、鎮痛剤あり、鎮痙剤ありの施設で3件の大腸内視鏡検査を請け負いました。
盲腸までの到達時間は、4分、8分、7分でした。
ここの施設ではキャップ(フード)が透明なものはなく、黒いキャップで初挑戦。
結果:視野がせまくなる感じが非常に強くやりにくかったですね。
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こんにちわ.いつも楽しく拝見させて頂いております.
初歩的な質問で誠に恐縮ですが,本文中によく出てくる“キャップ”とは何ですか?
Shueさん御質問ありがとうございます。
キャップ、正式名称は「フード」でしょうか。
内視鏡の先端につける12mmほどの筒のようなものです。
色は透明と黒があり、形は先端の長さ、形(斜め~まっすぐ~先細り)と様々です。
次回より「フード」でちゃんとやって生きたいと思います。
いつも読ませていただいています。
黒フード? なにかメリットあるんでしょうか?
ただでさえ、フードって邪魔なのに、黒って!!
初めまして。いつも楽しみに拝見させて頂いております。
私は医者になってから消化器内視鏡の仕事だけしてきた、いわば内視鏡バカです。
私もフードは常用しており、今の軟性フードが出る前は、長すぎる硬性フードを自分で削って短くして使ってました。黒フードは使った事ありませんが、以前光島先生が視野に入らない程度に使っているとおっしゃってました。
私は注水はしませんが、先生の方法にほぼ近いと思います。そこで質問ですが、先生は挿入時観察時の体位変換はしませんか?私は挿入時左側臥位でも観察時は必ず体位変換します。理由はできるだけエアーを抜きたいからです。
お返事お待ちしております。
tomokun先生、コメントありがとうございます。
実際に、「黒」フードがあるということは、作っているメーカーがいるわけで、きっと何か意図して作っているんだろう・・・。ならばそれを見極めよう!と意気込んで使用しましたが、「透明」なものに比べ、メリットは感じられませんでした。
自分の技術(感性)不足か、「黒」はボツ作なのか?
「黒」の経験ありましたら、お話聞かせてください。
ヤマクリ先生、ご来訪andコメントありがとうございます。
僕は基本的には挿入時の体位変換はしません(ずっと左側臥位)。1-2割が仰臥位に体位変換します、その多くは横行結腸という印象です。
抜去/観察時は、腸内に下剤がたくさんあった人は必ず仰臥位です。左側臥位のままだと左t/cからd/cが膨らみにくいし水浸しで観察がpoorになってしまうような印象があるためですが、あまり今まで深く考えたことはありませんでした。
(しかし、挿入よりも、抜去/観察時の話の方があるいみ重要ですね。ありがとうございます。)
注水しすぎると腸がをshorteningしづらい感じもあり、なるべくSでは注水せずです。
最終的には、腸管内に残っている水分(下剤)とairを吸引しながらのみの挿入がいいんでしょうか(最小限のair/水で)。
ぜひお返事お願いします。
すみません。ヤマクリ先生に質問です。軟性フードを使ってみたいのですが、どこの業者から入手できますか。
教えて頂きたいのですが、注水とは具体的にどのように注水するのでしょうか。
Dr.Kazu、Dr.Dご来訪andコメントありがとうございます。
僕も軟性フード興味あります。ぜひ教えてください。
僕は、50mlの注射器で水道水を鉗子孔から入れています。
ガスコン水や水道水500ml+インジゴ1-2Aなどもtryしましたが、安くて見やすい水道水に落ち着きました。
小さい注射器だとすぐに使い切ってしまって、コメディカルの方々が大変そうなので、だんだん大きくなり、現在50mlのもので落ち着いています。
どなたかアドバイスお願いします。特に脳卒中後遺症や寝たきりの方で、大腸の固定が弱く、弛緩しやすい腸では、通常のフードなし、送気法では、どうしても腸が伸びてしまって挿入の限界を感じることがあります。技術が未熟さが原因とは思いますが、御助言お願いします。
コロノ助先生へ
僕も7-8年前、無送気注水法を数例試した事があります。注水のメリットは水自体の体積と重さを利用している事だと思います。デメリットはやはり観察時水の吸引が面倒な事と、おっしゃる通り、送気と同様、注水で腸を膨らませてしまった場合、短縮しずらい場合があります。自分はフードを使う事でほぼ無送気で挿入できると思ってます。でも面倒で無ければ注水でもいいとおもいます。
Dr.Kazu、コロノ助先生へ
軟性フードは、オリンパスから出てます。工藤先生は自作のウェーブキャップを2年位前から使われており、視野が広く、水が溜まったりが少ないようです。市販されたら使ってみたいです。僕は、フードの輪郭が見える程度に短く装着してますが、ほとんど問題ないです。
以前在籍した施設で黒フードの使用経験あります。
スコープの先端から約2~3mmはみ出るように装着し、モニター画面上視界に入らないようにしてました。
そもそもフードを付けるメリットは、スコープと腸管壁が密着し赤玉になり次に進むルーメンを見失うのを防ぐことにあり、デメリットは抜去時の観察の際に視界に入ってしまうと、例え透明フードであろうと邪魔に感じてしまうことにあると思います。その点、この黒フードは付けているのを忘れてしまうほどの視界の良さです。別に黒でなくてもいいとは思いますが。
az先生、コメントありがとうござ慰安す。
「別に黒でなくてもいいとは思いますが、黒フードは付けているのを忘れてしまうほどの視界の良さです」
視界のよさは結局「先端から約2~3mmはみ出るように装着」によるものなのでしょうね。