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ブログを読みにきていただき、誠にありがとうございます。
産業医の武神です。

今日は、からだの健康に関係して、
【運動は頻度より時間が重要!】
という話をさせていただきます。


Applied Physiology, Nutrition and Metabolism Online に6月20日掲載されたカナダ、クイーンズ大学(オンタリオ州)のIan Janssen氏らの研究論文の紹介です。


運動の時間と頻度とメタボ関連のリスクについて、18歳から64歳のカナダの人々2324人を対象に、2007年から2011年に調査しました。平均年齢は41歳、男性48.4%。


参加者達を、以下3つに分けて、メタボ関連の数値をいろいろ調べました。

1. 週に150分以上の有酸素以上の運動するグループ(時間制限のみ群)
2. 週に5回以上、30分以上の有酸素以上の運動するグループ(頻回群)
3. 週に4回以下、30分以上の有酸素以上の運動するグループ(非頻回群))


*論文中のmoderate-to-vigorous physical activity (MVPA)という言葉を、私が勝手に「有酸素以上の運動」と訳しています。


結論として、
週に、”何回”運動するかは、メタボ等のリスクには関係なく、
週に、”合計何分”運動するかが、関係する。
ということでした。

この論文では150分を推奨していますが、これは、今までにもあった有酸素運動と脳・心臓疾患発症リスクなどの研究とほぼ一致していますね。


あなたは、どれくらい運動していますか?

 
■参考リンクはこちら■

以上、ぜひ、あなたの心と体の健康管理にも、ご活用いただけると幸いです。
コメント、ご質問等、お待ちしております。全てしっかし、読ませていただいております。ご質問には、真剣にお答えさせていただきます。

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