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コロノ助が大腸内視鏡をはじめたのは,医師2年目からです.
外科研修医としての外勤先で,自分の大腸内視鏡1-600例目までを,御指導頂きました.

その時の恩師の言葉,
大腸内視鏡指導を受ける前に言われた言葉です.

「先生がtotalすることが大切なのではなくて,患者さんがtotalを 受けることが大切だからね.」


説明しますと,

初心者は,何かとむきになりがち.
内視鏡の挿入が難しいと,もっともっとむきになる.
長時間検査してても気がつかず,
患者の痛みにもやさしさを忘れ
それでは,患者さんはかわいそう.

そんなときは手を変えましょう.
検査を他の人にかわってもらいましょう.

大切なのは,僕が検査を続けることではなくて,
患者さんが,確実に盲腸までしっかりと内視鏡を挿入されること.

僕も大腸内視鏡のトレーニング中の身ではありますが,
大腸内視鏡をトレーニング中のDrに,この言葉を送らせていただきます.
いかがでしょうか.

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