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今日はフード(キャップ)あり、鎮痛剤あり、鎮痙剤ありの施設で1件の大腸内視鏡検査を請け負いました。

盲腸までの到達時間は2分15秒、でした。


今日は医療の、特に大腸内視鏡医の「品質管理」について、少し考えさせられた一日でした。

誰でも、ビギナーの時期はあります。

どんな名人でもはじめは初心者であったわけで、
その時期を、どのように過ごすか?どこで修行させてもらえるか?
修行といっても医療行為の相手は患者さんなので、なんとも難しい問題です。

有名で一流といわれている施設でも、いろいろなレベルのDrもいるし、

名人の個人クリニックでも、癌が見つかったら大きい施設へ紹介となるわけだし、

抜群の先生がいる施設でも、その先生にあたるとはかぎらないし、

あなたの「名医」はあなたが探すしかありません。

一番信頼できる情報は、大腸内視鏡検査を受けた人からの口コミと思います。

もちろん、その口コミをもとに、ネットとかでの検索も必要です。

あなたの「名医」に出会えたら、しっかり名前を聞いておきましょう。

大腸内視鏡医は施設でなく、名前で選びましょう・・・



修行の身のDrは、

気がききすぎる人ほど遠慮がつよくて「経験」がなかなかつめなかったり、

遠慮のない人ほど、ガンガン痛めつけながらもやりつづけたり、

ここらへんは、医療に限らず、個人のキャラクターなので、なんともいえませんが、
だからこそ、指導(人事)にあたる者がしっかりしないといけないと思います。


少なくても自分は、目の前の患者さんには、「己の最高技術」を提供したい と考えています。

指導の方も、もっとちゃんとしなくては、とは思うものの、

  他の事の優先順位が何かと高い・・・
  経済的にきびしい・・・
  社会的にいそがしいなどなど・・・

数々の言い訳に、きれて、あきれて、あきらめて、こっちも大腸内視鏡以上に難しいです。

自分がまだまだ大人でないのかもしれません。


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