恒例の大腸内視鏡前に飲む下剤について、です。


下剤は医師の診察を受けた上で、しっかり注意事項を守って飲みましょう。

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主に使用されている下剤は2種類があります。

?ニフレック1パック2L)

?マグコロール(1パック1。8Lまたは1パック0。5L)。

おいしいわけはないですが、昔よりはちょっとはよくなっていて、ポカリ風味です。

他に、普段からの下剤を加える場合もありますが、酸化マグネシウム(粉薬)は腸内に残るため、検査数日前からはやめたほうがいいです。

実際の飲み方は、上記以外に小さい下剤を併用したり、浣腸を加えたりと施設ごとの習慣や方針による差があります。

 

もっとも一般的なのは、ニフレック2Lないしマグコロール1.8Lを検査数時間前に内服です。

0.5Lのマグコロール前日よる内服は、1.8Lのものと薬成分は同じ量で、つまり濃いものを500mlほどで飲むやり方です。しかし、これは水分の絶対量が少なく結構便が残ります。浣腸と併用して使う場合が多いです。

午前中の検査の場合、ニフレック2Lを前日夜に内服、という施設が、残便なく・下剤も残っておらず一番きれいな印象があります。

 

少し前までは自宅で朝から下剤を飲み、午後から検査が主流でしたが、数年前に下剤飲んで腸管破裂で死亡事故があり、厚生省から、なるべく医療施設で飲むようにのような勧告が出ました。

今後同じような事故がおこっても厚生省はもう無関係ですむわけですね。勧告を無視した医師or患者さんがわるいのですから。

よって、現在の正式な方法は、検査当日に医療施設で朝から?か?を飲む!です。

しかし、病院で飲んでいるとどうしても患者さんは動く事(→腸を動かし便もよく出る→大腸がきれいになる)が少なく、便は出たけど下剤の残る状態のことが多いです。
よって、自宅で飲んでから、来院する方が好きです。

 

個人的には以下の方法が一番気に入っていました。

早めの夕食をとり、その1時間後に、マグコロールを半分(900ml)、当日朝にまた900ml。

アメ、アイス、他の飲み物はOK(希望により入院も可能)。

いきなり2Lの下剤を目の前に置かれ、飲んで!飲んで!となるよりは半量(900ml)の方が、まだ受け入れられている印象があります。

 

このやり方の問題は、水で薄めて作った下剤を半日放置しておくことを下剤メーカーが前提としていない。ようするに、メーカーは品質保証できないことです。

 

ガスモチンという腸管内の泡を消す薬をニフレックやマグコロールにまぜて飲ます施設もあります。確かにその方が腸管内の泡が少ない印象はあります。しかし、がスモンチンを併用することをメーカーは推奨していないため、何かの時には知らないよ、というスタンスであることです。

どちらも、それで問題になった事例をしりませんが・・・

(共にメーカーに確認済み)

 

実際の腸管内のきれいになり具合(便が残っていないか)は、検査前の下剤の種類よりも、個人差が大きいような気がします。全部飲みきれない人はやはり汚いし、飲みきっても便秘の強い人だと残便が多いです。下剤を飲まなくても浣腸2回しただけで、結構きれいになり盲腸まで入ることもあります。

私のスタンスは、「個人差ですので、誰も悪くない、しょうがない。見える範囲内で見させていただきます。」です。