ここ10年ほどの国内の論文をみてみると、だいたい以下のような結果となります。

施設による差がありますので、これが絶対ではありません。
あくまでも目安です。

とくに小さいポリープの場合、

積極的にとる施設では、
良性のものも多くなるため=分母が多くなる傾向あり→有癌率は低くなります。

反対に、積極的にはとらない施設の場合、
悪性の可能性がありそうなもののみとる=分子が多くなる傾向あり→有癌率は高くなります。
 

気になる大腸ポリープの有癌率は

5mm
以下0.1-1.4%

5mm以上10mm未満2.3%

10mm以上20mm未満:31%(18-50%):10%sm

20mm以上30mm未満:66

30mm以上:69

以上は、ポリープの「大きさ」に焦点をしぼった分類です。

ポリープを予防的に切除するか否かはポリープの大きさのみならず、その形、表面の模様(
pit pattern)などにより異なります。

小さいポリープについて、一般に小さいポリープは放置されることが多いため、もっと積極的にとってみると実際は有癌率はもう少し高くなるように思います。

とくに小さいポリープは大きい病変と比べ、小さいがゆえに形態(隆起型か表面隆起型か)や硬さや左右非対称性の判定が困難であるもの、表面構造が読み取りにくいもの、検査医師の主観により微妙に異なるものがあることなどより判定も難しいと思います。