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昨日の新聞に
「いい病院ランキング2006年度版本日発売!」
の広告がのっていました。

このての本はamazonでひいてみてもたくさんありますね。

一部そのうちわけを知る立場からのホンネをひとこと...

出版社によって様々でしょうが、病院に勝手にアンケートを送ってくるところが多いです。
僕の知り合いの病院のお偉いさんは、「そんなの無視、無視、無視」といってました。

そもそも、外科手術では5年生存率とかいっても、

  • 例えば、大学病院は一般病院よりも合併症の多い人、高齢の方が多いなどなど、患者さんの背景が異なりすぎる。
  • 「名医」としてのっていても、単にその病院でえらいだけで実際は手術していない先生のこともあったり...
  • たくさん手術している病院が、必ずしも末期まで診てくれる病院ではないことは全く明記ない...

など、疑問が多々あります。

数えだしたらきりがありません。


違う角度で考えてみると、
「個人投資家向け有望銘柄ランキング2006年度版」
という本があったとして、

あなたはこの本、どれくらい信用しますか?

読んでも、実際に購入はしないでしょう。

ただ、安心感はあるかもしれませんね。

しかし最後は自己責任。


自分の命を託す場合もあるのだから、安易に医者を決めずに、もっともっと調べる必要は否定できないと思います。

そのもととなる情報が少ないだけ、
情報が混乱しているだけ、

こういうランキング本も、だめとは思いませんが、ちょっと最近安易なものが多いように感じました。

(先のお偉いさんの話は続きます。
「こんな本に載らなくても、来てくれた人には最高の医療を提供する。本に載って人数きすぎても、待たせすぎたり、あまりいいこともないかもね。ま、雇われている側の意見だけどね。」
とのご意見でした。