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硬度「0」でやってみて感じることは、

脾彎曲にいくまでに「フニャりやすい」、つまり、おすと伸ばしやすい、軸が定まりにくい。

しかし、患者さんの不快度数(痛み?)は「3」よりも低いと感じます。

 

横行結腸は明らかにやりにくい。しかし、明らかに、患者さんの不快度数(痛み?)は「3」よりも低いと感じます。

 

硬度「0」で脾彎曲以降も行うには、必要に応じて体位変換(脾彎曲で仰臥位ないし右側外へ)を行います。

脾彎曲で体位変換を行うと、横行結腸が自然とみえてくることが多い気がします。

横隔膜で脾彎曲が頭側に逃げないようにおさえてもらうイメージで吸気時に横隔膜へ挿入します。

開腹手術経験のある外科医にとってはわかりやすいと思いますが、pushしても右側臥位>仰臥位>左側臥位の順でS状結腸はのびにくい(正確にはのびても最小限)になります。

もちろん、右手は「繊細」な「高感度センサー」をつけているイメージで今まで以上に集中です。

mid-Tでたわまなければあとは問題ないことが多いです。

 

硬度「0」から「3」にいくにつれて、軸はぶれにくいですが、患者さんの不快度数(痛み?)は若干上がる印象があります。

横行結腸になると硬度を上げる先生もいるようです。確かにSがのびにくそうな印象はありますが、ちゃんとのばさず入っていれば「0」でものびないようにも感じます。

 

しかし一方、うまい先生に言わせると、

「内視鏡の硬度可変式の硬さなんて変えたことない。」とか、

「どの内視鏡もこだわらない」などなどの意見も多数あります。


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