私が今まで実際に内視鏡をしてきたあるいは見学した施設の中で、いいなと思った施設のおはなしです。
まずは築浅(ようするに開業したて)でものが新しく、きれい。
しかも広いとくれは、うーん、とてもいい環境です。
普通の待合室の他に、下剤を飲む人用の部屋もあります。
内視鏡検査を受けられる方は、鍵付きロッカーに荷物を入れて着替えて、あとはこの専用室でテレビを見ながら下剤を飲むのみ。もちろん、トイレもすぐよこにあります。
内視鏡はNBIが標準装備、これもだんだん常識になっていくのでしょう。
検査後のリカバリーはもちろんベッド(ストレッチャー)。こちらもゆっくり休めます。
診察室の椅子も、イタリア製っぽいので非常にかっこよく、かつ座り心地最高、寝心地も最高です。患者さんの椅子ももちろん最高でして、長居してしまう人頻発の診察室。
最後にはお茶とビスケットのサービスまであります。
余談ですが、受付もきれいどころをそろえていました。
これぞリピーターの増える「またいきたい」クリニックです。
「また読みたい」ブログを目指してます・・・
お久しぶりです。
クリニックの場合、ブスコパンによる心疾患の発作や、迷走神経反射などによるショックなどの際の対応に不安を感じることはないですか?私は総合病院のため、怖い思いをしても循環器科や救急科があるため何とかなるのですが。。イザというときには入院も出来ますし。私も将来、大腸内視鏡のクリニックをやりたいとも考えているのですが、緊急時の対応にクリニックでは不安を感じてしまいます。
名無し先生、ご来訪andコメントありがとうございます。
不安を感じないとはいいませんが、それによりいい緊張感をもって仕事しています。
最終的にはいざというときに「挿管」できるか否か、ということになると思います。
僕は外科baseで麻酔科も過去にやっているので、いざというときは自分で挿管できると思っています。そのような状況にあったことはありませんが。
また、クリニック規模で大腸内視鏡を行う場合も、かならず僕以外にもそれなりのレベルの外科医がいるところでしかsedationは使用したことがありません。
確かに、一人っきりの状況で・・・と考えると気が重くなってしまいますね。
そうですね。
結局、何か問題が起きて病院に搬送する必要が出たときに、必ず受け入れてくれる病院があるのかどうかが心配です。例えば挿管したらどこかに搬送することになるわけで。。穿孔も同様です。リスクは低くてもゼロにはできないので、このことが開業を躊躇させる原因になっています・・。