今日はフード(キャップ)あり、鎮痛剤あり、鎮痙剤ありの施設で4件の大腸内視鏡検査を請け負いました。
盲腸までの到達時間は、5分9秒、20分25秒、12分、6分、5分44秒、8分15秒、4分53秒、でした。
朝検査室に入り、壁に貼ってある「本日の検査伝票」を見て、相変わらず多いな~と思っていると、
ある患者さんの伝票に、◯◯(コロノ助の本名)先生指名の文字。
スタッフの方々もおもしろそうに、先生ご指名ですよ!のお言葉。
聞いてみると、この施設の女性だそうで、
そのような人からの指名が入るほど、自分も認めてもらえたのか!
と、一瞬思ってみましたが、そんなわけはなく、
大腸内視鏡は顔見知りではやっぱり少し恥ずかしいってことで、非常勤の僕とのことだそうでした。
月曜日にフード(キャップ)なしでやってから、少しサボってairを多めにいてれしまっていたのですが、
はまらない時は早いこの挿入法、
はまると、腸がパンパンに張り、ドツボのドツボでした。
結果、痛くてつらい大腸内視鏡検査となってしまいました。申し訳ありませんでした・・・
やばい!ご指名職員の大腸内視鏡の前に調子を取り戻さなくては!
ってことで、意識すれども意識すれども、やっぱりはまってしまいました。
介助についてくれているNsに、「職員の前までには調子を戻したい」というと、
「あら、もうもどっているじゃないですか。」などと、うれしいお言葉。
社交辞令とわかっていても、単純な僕は、悪い気はしません。
おかげで少し調子を戻して、ご指名検査でした。
何とか4:53でいい形で挿入し、ご満足いただけた(?)と思っています。
やはり、できる施設は介助のNsが違いますね!
その後聞くところによると、この方今まで2人の先生の大腸内視鏡を受けたそうですが、名前を聞いてびっくり、
名人として有名な某クリニックのS先生、またまた達人の某病院のT先生。
いずれも全く痛くなかったとのこと・・・・
今日の自分はどうだったか知りませんが、
検査前に知っていたらもっとプレッシャーになっていたかもしれません。
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こんにちわ,記事の中で「はまらない時は早いこの挿入法、はまると、腸がパンパンに張り、ドツボのドツボでした。」とおっしゃっておりますが,どういう挿入法でしょうか?教えて頂けませんか.よろしくお願いします.
Shue先生、ご来訪andコメントありがとうございます。
あまり深く考えずに書いてしまいました。
いわゆるAIRを入れる挿入方法です。
もちろん、最低限の空気を意識しますが、うまくいかないとどうしても多くなってしまいます。その結果・・・
自分の技術不足ですね、ハイ。
そうでしたか.キャップ装着時となしのときと使い分けていらっしゃる挿入法があるのかなと思いました.これからも参考にさせていただきます.ありがとうございました.
高木篤先生の著書,腸にやさしい大腸内視鏡挿入法のなかで「アップ・ライト・プルからレフト・ダウン・プッシュ」との記述がありますが,コロノ助先生も同様に進めていらっしゃいますか?
中嶋清司先生は「アップ・ライト・プルからダウン・プシュもしくはアップ・レフト・プルからダウン・ライト・プッシュ」とおっしゃっております.
先生の“イナバウアー”の挿入イメージはどちらに近いのですか?
いろいろ質問致しまして恐縮ですがよろしくご教示ください.