大腸内視鏡前の下剤、これ、どこでもかなり不評ですね。 胃カメラは食止めだけですが、大腸は食止め+下剤(しかも2L弱!)が必要です。大腸内視鏡が倦厭されるわけがまたひとつ・・・ 下剤は、ニフレックだと2L、マグコロールだと1.8L(薄いもの)もしくは250ml(濃いもの)を数時間で飲む!が一般的です。これに加えて、便秘の強い人には検査前3日間の錠剤の下剤(プルゼニド等)や、前日に液体の小さい下剤(ラキソベロン等)が処方されます。 僕は茨城県の田舎の病院でも大腸内視鏡を請け負っており、そこでは高齢者が多いため、1.8-2Lは無理です。 そこで色々試行錯誤して、現在一番気に入っている形は; 前日に早めの夕食、その1時間後に下剤を半分(0.9-1L)、検査当日朝に残りの半分です。前日入院は希望に応じてですが、ほとんどの方はご自宅で可能です。これだと午前中からでも検査が可能でかなりgoodです。 如何?
大腸内視鏡の下剤について
大腸内視鏡前の下剤、これ、どこでもかなり不評ですね。 胃カメラは食止めだけですが、大腸は食止め+下剤(しかも2L弱!)が必要です。大腸内視鏡が倦厭されるわけがまたひとつ・・・ 下剤は、ニフレックだと2L、マグコロールだと1.8L(薄いもの)もしくは250ml(濃いもの)を数時間で飲む!が一般的です。これに加えて、便秘の強い人には検査前3日間の錠剤の下剤(プルゼニド等)や、前日に液体の小さい下剤(ラキソベロン等)が処方されます。 僕は茨城県の田舎の病院でも大腸内視鏡を請け負っており、そこでは高齢者が多いため、1.8-2Lは無理です。 そこで色々試行錯誤して、現在一番気に入っている形は; 前日に早めの夕食、その1時間後に下剤を半分(0.9-1L)、検査当日朝に残りの半分です。前日入院は希望に応じてですが、ほとんどの方はご自宅で可能です。これだと午前中からでも検査が可能でかなりgoodです。 如何?
高齢の方は、ホントにキツイ前処置だと思います。うちは先日就寝時にプルセニド4T、朝からマグPのパターンでやっていましたが、(大腸は午後からだったので)それでも個人差あって中には洗腸までするケースもありました。
大腸内視鏡は午後からの方が一般的と思います。
最近はやりの医療訴訟やリスク管理に煽りを受け、朝病院に来て飲ませるところが増えたような気がしますが、反対に、患者さんは(ずっと院内にいて)動かない分(歩かない分)、腸管内に残る下剤量が増えたような気がしますね。
現在勤務している病院では主にニフレック1L,マグコロール0.9Lでやっていますが,やはり飲みにくいとおっしゃる患者さんが多いですね.検査そのものよりも下剤の方がキツイ,と訴える方の多いこと.以前,他所のクリニックの内視鏡をお手伝いしていたときには前日半分+当日半分の前処置を導入していただき結構好評だったので,将来的には今の病院でも本法を導入してくれると助かるなぁ・・と思ってます.あと,保険適応の問題はありますが,ガスモチンを併用することで下剤の量と前処置にかかる時間を減らす工夫をしているクリニックもあるようです.一度お試しあれ?
はじめまして、昨年12月内視鏡をしましたが、
2Lの下剤は当日9時~12時までかけて吐きなが
らやっと飲み3時半頃綺麗になったところで、
鎮痛剤なしで挿入しましたが、S状結腸ポリープの為か痛みで気絶しそうでした。
もう2度と2Lは飲めませんし、手術前も1Lも飲めずじまいでしたが、1年後はPET検査にしてもらいます。2Lの下剤は皆苦痛のようでした。
でも自宅で飲んで午後検査に来てる方もいました。
kiroku様,ご来訪andコメントありがとうございます.
2Lの内服お疲れ様でした.これはいつでもどこでも評判悪いです・・・
ポリープのため痛くなることは120%ありえません.挿入技術的なものだと思います.
検査の目的によりますが,PETではpolypや早期のものを見つけるのはむずかしいと思われます.来年進行癌を除外するためにPETを考えているのであれば,今年大腸内視鏡しているので,大腸に関しては無駄と思います.